さて、観光開始直後に起きた事故。意識は戻ったものの、高齢だし酷い怪我をしているだろうと皆思っていました。その日の夕食はカンボジア風中華料理。添乗員さんは病院へ行ったきり戻ってこないので、皆で食事を始めていました。
 そこに、なんと添乗員さんと怪我をしたはずの男性が登場しました! ビート板のようなものを身体の前後に巻きつけて「いやー、どうも」と言いながら席につき甘いカンボジア風中華を食べ始めたのです!!!
町で一番の病院で検査をして、そのデータをタイの病院に送り、異常なしと診断されたそうです。酷い打撲だけとのこと。
 無事ツアーに戻れたのは本当に良かったですが、皆に心配をかけておきながら一言も無いのには呆れたのを通り越して驚きました。(こんなことを思っていたのは私だけではなかったようです。この後も色々と皆に迷惑をかけることになります。)
 でも、今回の事故で良いこともありました。皆が行く先々で注意深くなり、ツアー二日めにしてとても仲良くなったのです。私も初日にあれを見ないでいたら、浮かれてコーケーのピラミッドから落ちたり、山で滑って転んだりしていたかもしれません。
 2日目の夜にもう一つちょっとした事がありました。夕食を済ませてホテルに戻り少し経ったときに火災報知機のサイレンが響き渡ったのです。それも私の部屋の斜め前の警報がガンガン鳴っているのです。そのフロアはツアーメンバーが借り切っています。故障かな?とも思いましたが、あんな事故の後なのでドアの外に出ると、皆不安そうな顔で出てきていました。
 添乗員さんも駆けつけ、確認に行ってくれました。誤作動とわかりましたが、皆口々に『事故の後は火事かと思った・・・』とグッタリ。この先何がおこるか判らない。リゾートホテルでのんびり、と思っていましたが、ハードスケジュール&緊張感&暑さで過酷なツアーになってきました。



 
 
 
 
 

 アンコール・トム   ジャヤヴァルマン7世が造り上げた寺院  3日目も盛りだくさんの一日です

バイヨン   大きな町を意味するアンコール・トムの中心 49の観世音菩薩が待っています 12世紀末に創建
 
入り口が見えてきました
 
橋の欄干は阿修羅像
 
私も象に乗って一周したかった
 
川の水は無く、牛がのんびり
 
バイヨンに到着
 
柱には綺麗な彫刻が(仏像が消されています)
 
回廊は壁画で埋まっている
 
観世音菩薩の顔が見えてきました
 
どれも優しい顔です
 
内部には仏像などが祭られています
 
ヨニとリンガ 奥には仏像が
 
とても素敵な笑顔
 
塔と塔の間を覗くと、色々とレリーフが


 
 

バプーオン(子隠し)   昔、王妃が敵から子供達を守るためにこの寺院に隠したといわれている 11世紀中頃創建
 
バイヨンを出たところ
  
 
途中に大きな仏像が祭られていました
  
3層回廊の大型寺院 修理中で外から見るだけでした
 
200mの空中参道 意外と高かった
  
奈良のお寺で見たような模様 何の像でしょう? 咬み付いちゃってます カンボジアらしくないレリーフ




象のテラスとライ王のテラス   ジャヤヴァルマン7世が12世紀末に創建
 
象のテラス 壁には象の行列
 
こんな感じです
こちらはガルーダとガジャシンハ
 
ライオンとガルーダが一体化したガジャシンハ
 
象のテラスの反対側 プラサット・スゥル・プラット
 
ライ王のテラスの周りには沢山の仏像
ライ王のテラスの上からの眺め
 
 
ライ王のテラスの内壁と外壁の間は迷路のようで
美しいレリーフで飾られている

 
阿修羅像
 
苔むしているものも
 
テラスの縁にいるナーガ こちらもナーガ



 

  アンコール遺跡保存管理事務所    アンコール遺跡で発見された彫像や彫刻が保管されている

 午前中だけでたっぷり遺跡を見て歩いたのに、午後もまだまだつづきます。
 本当はオープンしたばかりのシハヌーク・イオン博物館を見学する予定でした。日本のイオン・グループが出資して建設された博物館です。オープンはしたものの、いろいろと問題があって開店休業状態。
 そのため、5日目に行く予定のアンコール遺跡保存管理事務所の見学に変更。5日目はプラサット・クラバン遺跡の見学に変更されました。私としては、遺跡見学が増えたので文句はありません。

 
象のテラスあたりで、イヤというほど気温が上がった
午後も大変なことになりそうです

 
遺跡にある像と同じように傘がかけられていました

女神像の頭部
 
阿修羅の顔真似をするガイドのコンさん
 
仏像の胴体だけ
 
こちらは頭だけ
 
この目つきは阿修羅でしょうか ガルーダ ドリアンがたくさん実をつけていた


 
 
 
 

  タ・プロム    ジャヤヴァルマン7世が母親のために造った寺院

 昼食後、アンコール遺跡保存管理事務所を見学  ホテルに戻って1時間休憩の後にタ・プロムへ出発です
 
樹木の生茂った遺跡に到着
 
 
建物は修復不可能
木を伐採する案もあるようです

 
奥に進むと
 
木が建物を飲み込んでいる
 
血管のように絡まっている
 
土を探して建物をはっていくような木
 
木に押し倒された建物
 
綺麗に残っている門もありました
 
屋根を持ち上げようとしている宇宙人の手のよう
 
溶けたようなレリーフ
 
支えはありますが、倒れそうな門 塔の内部


 
 
 
 

 バンテアイ・クディ    ここもジャヤヴァルマン7世が造った寺院  カンボジアのラムセス2世でしょうか?

 

 2001年8月に上智大学調査チームがここで千体仏を発掘しました
  
到着したときは、少し暗くなっていました
 
観光客は少ししかいません
 
ナーガのテラス
 
金剛力士とデバター(女神)
この女神の微笑みもとても素敵 壊れたサイレンのようなセミの声を聞きながら戻ります


 
 
 
 

  スラ・スラン    10世紀中頃に原型が造られ、ジャヤヴァルマン7世が現在の形に完成させた

 

スラ・スランはバンテアイ・クディから道路を挟んだ向かい側
王の沐浴の池
豊作や雨乞いの儀式が行われた


 
 
 
 

  アプサラ・ダンスショー

 観光が終わったのでホテルに戻るのかと思ったら、真直ぐオールドマーケットへ
約50分の自由時間の後、アプサラダンスを見ながらの夕食です

 
   
 ツアーについてるディナーショーには「ろくな物がない」と思っていましたが、これは良かった。期待していなかったからか、とても面白かったです。広いレストランなのですが、座席は一番前でした。
 欧米男性(特に年配の人)には、東洋の女性が可愛らしくみえるのでしょうか。ショーのストーリーにすっかり引き込まれた60歳代の白人男性が、せつないシーンで「Oh〜、Nooooo!」と大声を出したのです。これはうけました。あちこちから笑い声が聞こえました。