アビドス
場所 ナイル川中流域
行き方  ルクソールからは、観光バス、個人で頼んだタクシー等、毎朝8時に集合し、警察の車に先導されて遺跡まで行きます。私が2001年1月に行った時は、ルクソール→アビドス→デンデラ→ルクソールのコースでした。
 
ルクソール以外からの行き方は不明ですが、警備なしで行くことは難しいようです。
何がある?  オシリス神話の中心地で、バラバラにされたオシリスの頭部を埋葬したとされる。アビドスのウンム・エル・カアブというエリアにはカア、デン、ナルメル等、初期王朝時代の王達の墓がある。
 中王国時代になると第1王朝の王墓はオシリスの墓と同一視されるようになった。「死ぬとオシリスとなり再生復活できる」とのオシリス信仰が広まり、アビドスへの巡礼や空墓の造営が行われるようになった。
 現在、観光で見ることが出来るのは、第19王朝のセティⅠ世による『セティⅠ世葬祭殿』とこの葬祭殿の北にある『ラムセス2世神殿』、『セティⅠ世葬祭殿』の裏にある『オシレイオン』のみとなっています。
『セティⅠ世葬祭殿』は王名表があることで有名です。また、普通は1つしかない聖所が7つあり、6人の神とセティⅠ世が祭られている。『ラムセス2世神殿』には綺麗なレリーフが残っています。『オシレイオン』は巨大な花崗岩のブロックで出来ていて、ギザのスフィンクス前にある神殿と同じような建築方法がとられていて、天地創造の時の『原初の丘』を再現したものと考えられている。これまで古王国時代のものと思われていましたが、古王国時代の建築方法を採用した新王国時代の神殿、ということがわかってきました。内部は水で埋まっており、入ることが出来ません。

 また、91年には第2王朝の王墓の近くで舟坑が発見されました。中はレンガ造りで漆喰と彩色が施されており、1列に並んだ12の木製の舟が見つかっている。舟の大きさは19から29メートルもあった。
時代は?  先王朝時代からキリスト教時代まで栄えた。
見学のヒント  ツアーは勿論、個人で行く場合も時間が制限されるので、見る所を決め、場所等わからないときはガイド(門番)に尋ねた方がスムーズに見学できます。アビドス珍道中(^^ゞは『2001年エジプトへの旅』をご覧ください。




セティ1世神殿、入口。ここは第2中庭で中央の階段はオリジナルの上に作ったもの。
保護する為なのか・・・。不自然。
第2柱廊の角柱。それぞれ異なったレリーフになっている。
第1列柱室のパピルス柱 神殿内部の壁画
神殿内部の壁画 トートが指差すのはセティ1世神殿、王名表の一部
オシレイオンはセティ1世神殿より低い所にあるので階段で降りていきます。階段は水の中まで続いていますが、入る勇気はありませんでした・・・。 オシレイオン神殿内部
オシレイオン裏手の入口通路  内部は壁画でうめられています 巨石を使った神殿造りはギザのスフィンクス神殿と同じ様式です。
セティ1世神殿から徒歩10分。ラムセス2世神殿の入口。第2中庭。 第2塔門横に壊れた頭部が。ラムセス2世のもの?
ラムセス2世神殿の一室。壁画を守る為か木製の屋根がついていた。 柱の内側
若きラムセス2世とトート神 王、オシリス、ジェド柱
色もきれいに残っている このような壁画が続いています
牛(ハトホル女神?)の乳を飲むラムセス2世 ラムセス2世神殿の第1中庭にある、セド祭殿跡。

          

        



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